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2008年01月16日
歌会初の儀
新年恒例の宮中行事「歌会始の儀」が皇居宮殿松の間にて行われました。江戸時代からはほぼ毎年開催され、1874年(明治7年)、国民一般の詠進も認められ、1882年(明治15年)以降は、天皇皇后両陛下はじめ皇族の方々の御製や一般の詠進歌が新聞などで発表されるようになったそうです。詠進歌とは、神や尊い方に捧げる歌で今年の御題は「火」。宮内庁によれば、今回国民一般からの応募は2万3795首ありました。私事、昨年の9月15日、財団法人大東会館開催の歌道入門講座におひて、歌人福永眞由美先生の御指導のもと歌を詠みました。捧げさせていただきました歌は、夏に開催された東京湾大華火祭りで、屋形船から華火を楽しんでいた一時の情景です。”打ち上がり・空に広がる大華火・ゆれる水面に・影を映して”です。歌道入門講座におひて、福永眞由美先生から教えて頂きましたが、天皇皇后両陛下におかれましては、国民一般から捧げられた詠進歌をすべて御読みになられるそうです。天皇皇后両陛下に自分の気持ちを直接御伝えできる一年に一度の貴重な機会に、詠進歌を詠み、捧げてみてはいかがでしょうか。


投稿者 abe : 2008年01月16日 22:44